ツクダホビー うる星やつら 1/12 水乃小路飛鳥 その3 [うる星やつら]
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昨年10月の記事以降、手を付けていなかった訳ではありませんが、久しぶりに記事にできる程度の進捗があったので、ツクダホビーのうる星やつらシリーズの”水乃小路飛鳥”(みずのこうじ あすか)です。
前回までは、ツクダホビーのジャンボフィギュアシリーズ特有の謎の素材の成型処理に難儀していたところまででした。
ネットで調べても明確な素材名が未だに無い、というこの状況は・・・・
今のところ、ゴッドハンドの神ヤスリの#120、#240、#400の3段階でヤスリ掛けすることでほぼパーティングライン、表面処理が行えています。
また、表面の穴埋めにはタミヤの瞬着のイージーサンディングを盛り付けて、神ヤスリで均すことで今のところは無事成型できています。
というところで、こんな感じの中間写真です。
あれれ?
こうしてみると以外に良いできなんじゃないでしょうか?
思った以上にバランスのとれたプロポーションで、30数年前のガレキもまだ黎明期だった時分に発売されたキットとしては十全な内容ではないでしょうか。
後ろから。
束ねた後ろの髪はまだ付けていません。
ちなみに、役に立つかどうかわかりませんが、今回の作業でレオタードなどのモールドがぼんやりしているので彫り直しをしています。
彫り直し、と言ってもプラスチックではありませんので、通常の手段(カッター、ノミなど)ではけば立つだけでまともにラインを彫れません。
色々考えて試した結果、とりあえず今回は十和田技研のヒートペンを使用し、熱で彫ることにしました。
先端のビットは標準の針のようになっているビットで160°の低熱状態でゆっくり線を描くようになぞりつつ彫ってみました。
慣れが必要で、少し汚くなりましたが、カッターやノミでは彫れませんので、ヒートペンという回答は有りではないでしょうか。
ただし、ヒートペンだけではやはり溶けた境界線が汚くなるので、ヤスリで整えます。
それでもけば立つ部分は、タミヤセメントの流し込みタイプを塗り、けば立ちを抑えるようにしています。
今のところ、なんとかなっているような。。。
この辺りも、もう少し検証が必要そうです。
横から。
ポーズはもう少し微調整が必要でしょう。
また、この時点で胸は削って、大きさを整えています。
キットは前に出過ぎで、胸を盛り付けてみました、といった感じで不自然でした。
レオタード姿、ということを差し引いても不自然な形状だったので、おおよそ1~2mmほどを#120の神ヤスリでガリガリけずって、胸の大きさを控えめに調整しています。
ちなみに、脚、腕などの取り付けはピンバイスでこのように穴を開けています。
1mm径で十分だと思います。
この謎素材にピンバイスで穴をゴリゴリと開けていきました。
順調に進んでいたのですが・・・・
なんと!
1mmのピンバイスの先端がポッキリ逝ってしまわれました
後ろ髪に取り付け用の穴を開けていたところ、少し調整しようとやや軸をずらした瞬間に、”パキッ”というこれまでに感じたことの無い違和感が。
まさか、と思いパーツからピンバイスの先端を引きぬくと、赤マルの囲みにあるような先端が見事に折れています。。。
ピンバイスが折れるの初めて経験しました。
やはり、この謎素材は危険です
微妙な柔らかさが、ピンバイスの先端を折ってしまったようです。
まっすぐにしていれば問題無いのでしょうけど、少しでも軸をずらすとこのような結果になるということです。
ちなみに、比較すると下が折れた1mmピンバイス、上が正常な先端の1.5mmピンバイスです。
1mmの方は先端がとがってしまい、軸が中心を捉えられなくなってしまいました
ピンバイスが折れてしまったショックで少し手が止まりましたが、案外このまま素直に進めれば完成するのではないか、という予感がします。
あとの課題は、接着剤は何を使えばくっ付くのか?
塗装は食いつくのか?といった、プラモデルなら考える必要の無い課題が謎のままです。
もう少し検証しながら作業を進めていきたいと思います。
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