1/10 グラレス その2 [ガレージキット]
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グラレスのガレージキット作製に先日からはまっています。
小さいキットですが、造形はシャープでグラマラスですが、手流しのガレキということもあって、気泡はそれほどでもありませんが、細部が一体化されてしまい、復元してあげる必要があります。
何箇所か有りますが、特に大変そうなのが、この写真の3パーツ。
前髪、右手(指先)、左手(指先)です。
前髪はシャープなパーツで細かく髪の毛がわかれているのですが、先端が丸まっていたりレジンブロックを噛んでいて一体化してしまったりで完成見本のようにはなっていません。
指先も欠けや左手指先のようなレジンブロックで一体化してしまっています。
写真はこれでもそれなりに削り込んで、形をだした後ですので、キットのままだともっと大雑把でした。
右手の指は薬指、小指がほぼ欠損していましたので、瞬着パテで復元です。
かなり細かな部品ですので、#120~#400の紙と神ヤスリの併用ですこ~しずつ削りつつ、デザインナイフとゴッドハンドのスピンブレード1mm幅を彫刻刀代わりに削りました。
指と指の間はエッチングナイフ(0.1mm幅)ですこ~しずつゆっくりと切り離しをしてみました。
途中経過がこんな感じです。
指らしくなってきました。
ここまで作業で2h程度
指自体が欠けていたりしているので、ガイアノーツの肌色瞬着パテを盛っては削り、盛っては削りで復元しています。
そこから更に2h程度掛け、両手や前髪、その他気泡埋めを行い、このような感じで手らしくなったかと思います。
大変でしたが、ほとんど彫刻をしている気分でした。
下のジョウロは説明書にも持ち手が無いので1mmの真鍮線で再現してください、と有る通り取っ手の取り付け穴をスピンブレードで開けて、真鍮線をラジオペンチで曲げながらそれらしく調整してみました。
前髪や後ろ髪の先端も同様に、瞬着パテで欠けを補完しつつ、上述の工具で彫り直しをしています。
形が出ると苦労が報われます
身体のパーツや脚にも欠けや気泡、段差がありますがそれほどひどくは無かったので、瞬着パテの硬化時間中にチマチマと手を動かしていくとほぼ仕上がってしまいました!
右足が腰部分に付くクリアランスをもう少し調整して、ぴったり寄せようとしていますが、パーツ単体では#600の神ヤスリ掛けまで終えましたので、一旦仕上がりました。
もう少し細部をヤスリ掛けして、一旦洗浄しようと思います。
明日で仕上げは難しいかもしれませんが、いきなり完成に近づいてしまいました。
ガレキはキット次第で完成までに掛かる手間が大きく異なりますが、このキットは手流しの割には作りやすいキットです。
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